転職活動大詰め 5
薬を飲みながらでしたが、気持ちは楽に会社に行けていたと思います。
何か、本当に細かいことに心配をせず、やけに気持ちが明るくなって生活していました。
これが素の自分ならとふと思うときも有りましたが、まあいいか、でした。
これで、営業成績も不思議と順調になり、やっぱり気持ちが暗いと成績も悪くなるから、明るく行きましょう❗と言いたいところですが、成績は更に下降の一途をたどりました。
ホントに普通の話というか、何の変哲もない話です。
開き直り、堂々として、成績悪いですけど、何か?みたいな感じですね…笑
あっという間に半年がたち、最下位の結果に終わりました。
前の期は普通の成績で、そのつぎの期はあっという間に最下位…これには笑うしかありません。
自分も悪いけど、難しい市場を担当しているんだと勝手に思い込むようにしました。じゃないと潰れるという自己防衛本能が働いたのです。
まわりからは一切そんな言葉はありません。
仕方ないですよね。
もうここまでくると、あらゆる手を尽くしてるんですよね。
お偉いさんの同行も、私が行けば的な感じで着いてきて、結果、成果なし。
誰がやったって、一緒。時間が解決してくれるのを待つしかないんです。
なぜなら、お金ないんだよ、きっと。
話は分かるし、良さも分かる、けど、うちにはまだ早いかな?その仕組み…なーんて断られたら、理由は二つ?私を傷つけないようにやんわり断る→必要ない。もしくは、そもそも買えない…
営業スキルの素晴らしい人がやっても、私みたいな落ちこぼれの営業がやっても、短い期間では結果は変わりません。なぜならニーズがないからです。
更にもう一期最下位。
さすがにこれは堪えましたね。
人間できてない私は、上司、周りの人間をバカにし、当たり散らしました。自分だけのせいじゃないだろう?
売れない原因が、私だけにあるような風潮が許せませんでした。
私も悪いけど、それだけじゃないと言って欲しかったんです。
甘えですね。前職では結果が全て、売れないのは営業パーソンが悪いから…なんて、言っていた奴が、ところ変わればこの有り様です。今思えば、まだまだ未熟です。