親父コーギーとおちこぼれ中年サラリーマン

親父コーギーとおちこぼれ中年サラリーマンの日々の生活を記したブログ

転職活動 大詰め 3

なんやかんやで入社から1年が経過し、社内にも少しなれ過ごしていました。

営業の成績もどん底ではなく、中間くらいの成績を残せたのも記憶しています。

ただ、これは自分の問題ですが、いまいち、はじけられない。

良い意味で開き直ることが出来ない日々が続いてました。

今は良くても、そのうちまたどん底の成績になるのは目に見えていたからです。

 

これはこちらの勝手な言い分ですが、

 

① 営業対象先はほぼ増えるわけでもなく、変わらない。従って新しいマーケットを見いだすには新しい対象顧客を探すのではなく、新しいサービスや商品を取り扱う必要がある。前述しているように、基本は死のリストです。購買力や購買意欲、課題を多く抱えている、いわゆる売り込みがいがある先がそんなにない。なので、機器を新しくしてしまえば、半年、1年でまたリピートを見込めるわけではないので、販売すればするほど、対象先が減っていくという現実があります。

 

② ①を踏まえると、違う商品、サービスを販売出来れば良いですが、私の実力不足で、それらの商品のスキルを身につけるのにもう少し時間がかかりそう。よってすぐの悩みの解決に至らない。要はこのままやっていく自信がいまいちつかなかった。

 

③ 営業では一生ついて回る話ですが、目標金額の設定についてです。

転職して経験したのですが、目標金額が職層によって決まるというのはびっくりしました。社員には規定となる職層が与えられます。新入社員から上層部まで、決められた職層の目標があり、その中で営業なら、個人の責任を持つべき数字が決められるわけですが、自分で申告するのではなく渡される、それがあまりにも高く、根拠のない設定金額に呆然としました。

会社の都合で考えれば勿論、正しい設定方法なのかも知れませんが、3ヶ月、半年と決められた時間内でのことを考えると、やる気を起こしてどうこうなるというような数字設定ではなく、それで人事評価も決定してしまうので、耐えるしかありません。

目標設定は私は大切なプロセスだと思うんです。楽に届くような設定はもちろん駄目ですが、到底無理な設定も社員を追い込むだけだと思うんです。

じゃあどのように設定するのか?

対前年に対してどのくらい進捗するのか?をベースに考えれば良いと思うのですが、いかがでしょうか?

お客様が買う、買わないは正直、将来のことなので分かりません。

ですが、過去の実績を振り返れば傾向は分かります。

その傾向からどのくらいならこちらの利益に落とし込めるか?そのくらいしか、目標金額に対してコミットするには、根拠として提示できないと思います。

これだけ、営業会社だからと誇りを持っていらっしゃる会社なのに、そのくらいの分析をするツールや方法はいくらでもあるのに、やらない......

こうして根拠のない目標数字を達成して誰が一番喜ぶのか?

恐らく、偉い人たちなんでしょう?

 

①、②、③とまとめると、③が圧倒的に長くなりました。

多くの会社はこのような設定の仕方をしてるのかもしれません。なので、このようなことでブーブー言っているのは甘いのかも知れませんね。

 

そうやってなんか違うな、なんかやだな、と日々を過ごしていました。

そしてこの頃の私はこーなってしまうのは、自分のせいと追い詰めた考え方をずっとしていたと思います。

転職して、廻りは自分よりも10歳以上若い子たちと共に仕事をする。

しっかりしなきゃと思っても、実は分からないことだらけ。

こーやって自分で自分を追い詰め続け、塞ぎ込んでしまったのです。

 

続く

 

 

転職活動 大詰め 2

入社後、半年が経過しようとしていた時に、人事異動の内示がありました。

この業界は、半年ごとに人事を見直すようです。従いまして、半年ごとに決算と謳っては売上が上がるように煽って営業する。取引先から見たら良い迷惑ですよね、半年で営業の場合、担当者が変わるんだもん。またかよ?的な。それに加えて退職だなんだも多い業界だから、しょっちゅう担当者が変わってるイメージだと思いますよ。

 

凄いなと思ったのは、この決算コールは半年に一度どころか、四半期に一度やってくるのです。

3ヶ月に一度、決算って...笑 

お客様に、3ヶ月に一回は決算なんで、要は買って下さい。

通用する?こんなの?決算だから特別良い条件になるわけでもなく、強いて言うなら、出方を見て値引きをするときに「決算なんで特別ですよ」みたいな。

でも、通年通して特別な値引きなんてありません。丸腰で営業ですよこんなの。

よくお客様に「決算月の方が良い条件出るんでしょ?」みたいなこと言われるけど、

特に決算月だからといって特別なことはしてませんよってのが、本心です。

決算、決算て社内では盛り上げようとしているけど、そんなの自分たちだけの話ですから。世の中的に3月で盛り上げようとするのはよく分かるけど、あと強いて言うなら9月?  6月、12月?はただの自慰行為ですから。笑

なんかよくあるじゃないですか、閉店セールって言っていつまでも閉店しない店、あれを思い出しちゃいます。笑 感覚的に毎月決算セール.... 営業だけが地獄。笑

話が大分それた、この業界のここが変だよ的な話は、後でするとして、人事異動の内示が出て既存顧客の営業部隊に回されて行きました。

内示の時に、部門長から、「お前、人事部との面談で新規開拓するのつらいって言ったんだろ?はい、異動ね。」的なことを言われ、はあ?確かに辛いけど、やりがいもありますって言ったのが抜けてるんですけど。当時の私はまだ元気でしたから、そんなことを言われプライドが深く傷ついたのを覚えています。新規開拓出来なければ、営業じゃないって個人的な営業の持論を持っていたので、たった半年でって、世間の厳しさを味わいました。

 

異動となり、渡された顧客リスト、引継ぎもほぼなく、新担当者ですと挨拶回りを実施。またこれ後になって判明したことが、定期的な売り上げを上げるところは、前任の担当のままになっているわけです。私と同じチームで別エリアを担当することになっても一部はそいつが担当している。ん?なんか変?回っていてやはり売れるようなポテンシャルや雰囲気を感じない?嫌な予感は的中です、異動後3か月全く売れない日々が続きました。暗くなりますよ。さすがに。自信も失いかけますよ。さすがに。

それでもまだ退職の2文字はこのころはなかったかな?

異動後、初めての半年間を何とか切り抜け、結果は惨敗でした。

さすがに異動の内示はないでしょ?といや、この会社に限ってまた?なんてことも考えながら入社して一年が過ぎました。

 

続く

 

 

 

転職活動 大詰め

7月をもって今勤めている会社を退職する決意を固めました。

この会社,入社してまる3年。

入った瞬間に、「ちょっと間違えたかも」というのから始まり、

最初に配属された部署では、マーケットが死のリスト。

活動しても活動しても成果が出ない毎日。それでも最初は自分のやり方が甘かったんだ、と反省しながらちょっとずつ、ちょっとずつ変えられることは変えながら取り組む。でも成果は出ませんでした。たった半年で成果を上げろなんて、超悶絶スーパーエリート営業マンでも無理なんじゃないか?ってくらい、会社の雰囲気を見ただけで物を買えるような力がある会社か?その上、困ってることはなく、現状に満足してますって会社ばかりを相手に営業しても、1日、1週間、1ヶ月で状況は変わらず、あっという間に行き尽くして途方にくれました。

入社して1ヶ月目から中途入社の同期が辞めていく。実際、転職の難しさって、準備は面倒だし、スケジュール調整も大変だし、何より、入ってみないと実際の会社なんて分かりません。要は転職のゴールは当然だけど、転職先を見つけることではなく、入社後いかに自分らしく仕事が出来るか何だよね。そこを自分は勘違いしてたかな?それでも自分は3年は居続けようと思ったのを思い出します。

ここで余談ですが、同期入社は恐らく20名くらい居たかと思いますが、営業として残っているのは私の知る限り2名です。10数名は1年ないし2年ないしで辞めていきました。

辞めていく気持ち凄く分かります。一言で言ってしまえば、プロパーの会社なんです。

 

話がそれましたが、自分の営業活動にはある程度自信を持っていただけに、ショックを受ける日々でした。っていうか、営業って、とわ言ってもやってれば0ってないでしょう?俺の場合1だけど、1も0も0ですわ!笑 さすがに堪えました。

証拠はないけど、後から知ったのは、自分が入る前に、担当させるリストをメンバーが精査して落とし込む私へのリスト作成。当然、手放したくない、ポテンシャルのある客先は、自分の手元に置いて埒があがらない先を私のリストへ。

エリア制で顧客を担当するのが通例なのに、自分ではどうもこうも出来ない会社をリスト化して手渡しされる。やけにエリアが広範囲に渡ってカバーしてるなと思ったのはそのせいか?と後で知りました。そりゃ、結果だすのに半年は自分では無理だわ。普通の営業マンですから。私。

ちなみに言わせてもらうと、上記にある1の私が新規開拓したお客様は、次の期で別の営業が担当し、爆発的に売り上げが立ちました。この会社に入って、つくづく運がないなと思ったけど、自分が担当しててもそうなったかは分かりません。

なので、次に担当してくれた子、ありがとうございました!!

 

入社半年後、部署異動が言い渡され、半年で?って思ったのが正直な気持ちでした。

死のリストとは言え、半年で異動って、そんなスピード感?って思いました。

中途入社のあるあるだと思いますが、即戦力とか分かりますけど、会社のルールや業界の傾向とか、そんなのまではカバーしきれませんよ、たったの数ヶ月で。

知ってて当然かのように、会社のルールとか仕組みとか言われても、「?」ですよ、

世の、中途入社の人たちは。

そこはプロパーの人も汲んでやって、親切に教えてあげてください。

この部署異動後、元々の部の長から言われたのは、「今度はエリア変わって売れるようになるから」

って。

この意味分かります?口ではリストのせいにするなとか!きれい事、言ってますけど、裏を返せば、リストが変われば売れる可能性があるって自ら言っちゃてるんだもん。

勝手なことばかり言ってるよなと思ったのが正直な感想です。

でもこの会社、宗教なんで、リストの善し悪しは関係ない、売れないのは自分に力がないだけ。分かります、実績残せない営業は、自分のせいにして美化するんですよ。

でも一般的に営業の仕事って買ってくれそうなお客を探すことから始まると私は思うんですよ。要はお金もってる人を探す。そしてお金を出してくれそうな価値を見せる、いいなと思ってもらう、買う。

お金がない会社にいくら行っても買うわけないだろ。逆に言えば、どんなに良いものでも買えない!っツーの!そこを認めてあげないと、働く人はみんな逃げちゃうよ。

 

そんなこんなで次の部署に行っても、どこが?っていうようなマーケットを担当させられる羽目になり、私の心と体は徐々に人生最悪の状況に追い込まれていくのです。

 

続く

 

 

 

いるんだな~

人生このままでいいのか?と悩める人は数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

自分の会社、職業、地位、全てにおいて、納得して人生を送ってる人の話は、やっぱり参考になるし、聞いてて気付きや納得感だったりと、損とか無駄とか一切のネガティブ要素がありません。

イチローみたいな偉業を達成してるわけでもなく、本当に上を見ても切りがない、下を見ても切りがない中で…、自分は目先のことしか考えられず、根拠のない高みを望んで、チャレンジを恐怖に感じて迷い悩み自爆する。

 

でも、その方は生き生きしていて、迷いなく、まっすぐ、やりたいことを明確にして、生きてるように見えます。それって物凄く幸せで、変えがたいことだと思うのです。今の自分を受け入れてる。

 

そんな境地に立ちたい。

自分だけの、集中した人生は何なのか?トコトン向き合いたいと改めて思います。

 

今日、面談でどうして今の会社に入ったか、将来の夢は何なのか?そんな話をするもんだから、アポなしでも心配して話をして下さったお客様、ありがとうございます。そんな、余裕と寛大さが素敵だなと思います。